2019-05-06

バークシャー・ハサウェイ(BRK)の世代交代を感じたアマゾン(AMZN)株の購入

Grüß Gott / Hello

5/4 ウォーレン・バフェットさん率いるバークシャー・ハサウェイ(BRK)の株主総会がありました。

アマゾン(AMZN)株の購入に思うところです。

  目 次



  アマゾン(AMZN)株の購入


既に報道されているとおり、バークシャー・ハサウェイ(BRK)はアマゾン(AMZN)をポートフォリオに組み入れたようです。

バークシャー・ハサウェイ(BRK)のQ1.2019ポートフォリオはまだ公開されておらず、アマゾン(AMZN)の購入規模はわかりませんが、2016年のアップル(AAPL)購入に続くサプライズなニュースとなりました。

ウォーレン・バフェットさんの注目されるコメントは以下のふたつかと思います。
  • An idiot for not buying in the past.
    (AMZNを購入しなかったことは「愚か」)
  • Amazon stock purchase doesn't deviate from value-investing principles.
    (AMZNの購入はバリュー投資から逸脱するものではない)


バフェットさんからはこれまでも、アマゾン(AMZN)やグーグル(GOOGL)を購入しなかったことを悔やむ発言がたびたび出ていました。

しかし、昨年末のクリスマスクラッシュでアマゾン(AMZN)が高値から35%下落する局面をチャンスと見るや、逃がさずに購入したということでしょう。

その後、現在にいたる経過を見ると、今のところバークシャー(BRK)の判断は正しいようです。


💬 やっぱり下落30%近辺はターニングポイント・・・

  バークシャー・ハサウェイ(BRK)の世代交代を感じた今


今回のアマゾン(AMZN)の購入でバークシャー・ハサウェイ(BRK)の世代交代を感じた(確信した)人も多いのではないでしょうか。

アップル(AAPL)の時と同様に、ファンドマネージャーであるトッド・コームズ氏かテッド・ウェスクラー氏の提案からのアクションと思われます。

CNBCの記事に紹介されているバフェットさんの発言が興味深いです。
  • I don't second guess them.
  • Charlie's never second guessed me.


相棒のチャーリーマンガーさんの例えも併せて二人のファンドマネージャーへの信頼を表しています。

バフェットさんが推し進めたIBMへの投資は上手く成果を上げられなかったのに対し、ファンドマネージャーが着手したアップル(AAPL)への投資は成果を上げました。

新たに購入したアマゾン(AMZN)の収益もクラウドのAWSによるものであり、将来の予測が先端技術に支えられているという現実を背景に、バフェットさんご自身が世代交代をより意識したことが現れているかように感じました。

アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)は、次に何を買うのかと注目されたかつてのバークシャー(BRK)=ウォーレン・バフェットに期待される銘柄とはやはり異なります。

バークシャー(BRK)の世代交代を感じた今、わたしたちの同社への見方も変えなければいけない時なのかもしれません。

  わたしの投資計画


今年はバフェットさんについていこうかなと思いましたが、彼と一緒にアマゾン(AMZN)を購入する予定はありません。

2月の決算発表ではわからなかったのですが、バークシャー・ハサウェイ(BRK)が1-3月期にアマゾン(AMZN)を購入するというロングポジションをとっていたことがわたしにとっては重要な情報です。

先週のS&P500の高値更新から今後の様々な展開(下落も含めて)を想定しながら、出遅れ株への購入心理がすこし強くなっています。

具体的にはスリーエム(MMM)IBM、そしてコカコーラ(KO)インテル(INTC)などの購入目安を再検討したいと思います。

米中関係で早速今夜からチャンスが来るなら、バークシャー(BRK)のように動きたいですね。



というわけで、バークシャー(BRK)のアマゾン(AMZN)購入に感じたことでした。

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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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