2020-01-03

今年はチャンスを逃さずインカムを増やそう

Grüß Gott / Hello

年末年始も世界のマーケットは動いています。

心を引き締めて、大統領選を迎える今年のマーケットと向かい合いたいと思います。

  目 次



  チャンスを逃さずインカムを増やす


今年の目標は昨年と同じです。

  • 配当収入を20%アップ

基本的にこれだけです。


昨年の配当収入は前年比+35.1%アップと目標クリアの数字自体は良かったです。

しかし、ほとんどが年前半の日本株の好増配と比較的高利回りで買い増しできたことによるものです。

アメリカ株は軒並み増配率が弱まり少々期待倒れであったこと、配当利回り的には割高感があり思うように買い増しが出来ませんでした。

年後半だけを見ると+8.2%と急激にペースダウン、年前半の好ペースから考えると終盤は物足りなさを感じました。


わたしのようなタイミングを見ながらのインカム投資の場合、マーケットが好調だと買い増し機会がなくなり配当収入を伸ばせないというジレンマがあります。

ディフェンシブ系の銘柄についてはある程度ドルコスト的な買い増しも必要と頭ではわかっているのですが、リセッションを恐れる元来のチキンぶりでなかなか踏み切れないです。


一番後悔しているのは、一昨年暮れのクリスマスクラッシュから年始に掛けてマーケット全体が極度に弱気になったあの時、「様子見」「待つも相場」みたいなアナリストたちの声に惑わされ、製造業やサービス業の景気敏感株の買いに踏み切れなかったこと。

直近高値から20%以上下落していたのすから、あそこは入らないとダメでしょ!

あそこで買わないならいつ買うの? ですよね?


あの間違いをきちんと認めて、

今年はアナリストたちの声なんかに惑わされず、チャンスを逃さずインカムを増やしていければと思います。

といいつつ、またアナリストたちの声に影響されるんでしょうけど。(自信はない。。。)


💬 未確定のキャピタルゲインには一喜一憂しない

マーケット全体が上昇すればポートフォリオの含み益が上がるのは当然のことです。

ディフェンシブ系の配当銘柄が多くを占めるわたしのポートフォリオでさえ、それなりに上昇しました。
  • 年始本源:前年比+23.7%
  • 新規購入:前年比+11.8%

気分はもちろん悪くはないですけど、こんな未確定のキャピタルゲインなんかすぐに吹っ飛ぶと思っていた方が良さそうです。

最悪が何かを考えると。。。未確定な含み益に一喜一憂しないこと。


  買い増ししたい銘柄


チャンスがあればポートフォリオ比率を引き上げていきたい銘柄

《アメリカ株》
  • 生活必需品
    [KO, PEP, GIS, SJM, KMB, CLX, PG, UL]

  • 公益
    [PPL, ED, ES]

  • その他
    [BMY, LMT, MMM, T]

《日本株》
  • 通信
    [KDDI(9433), ドコモ(9437)]

  • 保険
    [東京海上(8766), MS&AD(8725)]

  • 公益
    [北海道ガス(9534), 沖縄電力(9511)]

  • その他
    [花王(4452), アマダ(6113), キヤノン(7715)]

  今年注目すること


《アメリカ大統領選挙》

今年はアメリカ大統領選があります。

ビッグイベントの前後で起きるでしょうマーケットの反応にしっかり付いていきたいと思います。

特に3月の予備選(スーパーチューズデイ)における民主党候補の情勢と11月本選に向けたメディア予測と結果の乖離に対するマーケットの反応ですね。

最近、ビッグイベントでは大きなお金を動かす人たちが一瞬の間隙を逆の動きで利用する(トラップを掛ける)傾向があるので注意したいです。


ふと思うと、多くの方々が指摘されるように、一昨年暮れからのマーケットはアメリカ大統領選から逆算した動きであるように思われます。

「大統領就任3年目は上昇する」という言い伝えどおり、昨年はうまいこと発射台が低く、S&P500は過去と比較してもハイレベルな30%近くの上昇を記録しました。

もし、一昨年暮れのクリスマスクラッシュがなければ平凡な+10%近辺だったと思います。

トランプさんのFOMC原油価格への口撃が増したのもあの頃からだったし、大統領選から逆算した意図的なアクションを疑ってもまんざら的外れではないと思います。

(こういうことは先に読まないと意味はないのですけど。。。)


今現在の高値を更新するマーケットに対し、トランプさんはどこかで民主党に起因しているかのようにマーケットの調整を仕掛けるんじゃないでしょうか。

ふつうに考えれば、予備選(スーパーチューズデイ)に向けてですよね。

リベラル寄りの候補者が勝てば何もする必要はないかもしれませんが、中道の候補者が優勢なら何か仕掛けると思う。


《日本株の動き:ドル建て日経》

昨年の8月末くらいから、日本株がアメリカ株に先行して動いているように見えます。

この傾向がどこまで続くのか注目しています。


気になったのは一昨年からの高値を更新できていない日経ですが、実は"ドル建て日経"で見るとちゃんと高値を超えていたんですよね。
  • 2018.Jan.24 $217.86
  • 2019.Dec.17 $219.64

また、一昨年(2018)の日経高値については、実際の日経が10月初旬なのに対し、ドル建てでは1月なんですよね。

ドル円が反映されれば当たり前のことかもしれませんが、考えようによってはドル建て日経の方が正しい日経を表している、という見方もあるのかなと思いました。

改めて"ドル建て日経"の方に注目してみたいなと思っています。


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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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