2018-10-30

Alphabet(GOOGL):AAAの中では一番持ってみたい銘柄

Grüß Gott / Hello

Apple(AAPL)、Amazon(AMZN)、Alphabet(GOOGL)をAAA(トリプルA)と呼ぶそうです。

「この中で一番持ってみたい銘柄は?」と問われたら、わたしは Alphabet(GOOGL) と答えると思います。


  Googleとの出会い


Googleに初めて出会ったのはいつだったでしょうか。

「検索サイト」といえば "Yahoo" を使うことが当たり前だった頃、知り合いが "Google" という検索サイトを使っているのを初めて見ました。

「これ(Google)、すごくいいんですよ」と説明してくれました。

NTTの "Goo" という "Yahoo" みたいなサービスサイトがあって、わたしは "Goo" と "Google" の区別もつかず、一生懸命説明してくれた知り合いに「ふ~ん、そうなんだぁ」とほぼスルー気味の気の無い反応をしてしまったことを覚えています。


こぼれ話
Googleを教えてくれた知り合いのこと

この人、Google(GOOGL)だけでなく、GMO(9449)とか、その昔はRedHat(RHT)とか、ことごとく次世代ITのトップランナーを見つけてくるのです。

彼の紹介してくれた会社に投資しておけば今頃大金持ちですが、最初はみんな"胡散くさい"会社に見えますからその時点で投資するのは難しいです。

  Googleの凄さ


最初は色気も素っ気もない検索画面と、個人情報の搾取を噂されるなど何となく胡散臭さを感じた "Google" でしたが、その「凄さ」を決定的に感じたのは、 "Googleマップ" のストリートビューを見た時です。

膨大なデータ量や技術力に感動したわけではありません。

『ストリートビュー』のようなサービスは「プラバシー」とか「肖像権」の問題で訴訟を起こされるリスクを容易に想像できます。

インターネットで新しいサービスを考える時、「プラバシーや肖像権を侵害してはいけない」という絶対的ルールがありますが、実際の企画現場ではさらに「侵害する可能性もあってはいけない」という考え方が常になり、企画現場を悩ませる問題でした。

ところが、Googleはそういったリスクよりも、このサービスを支持してくれる層の方が確実にいる、その読みのもとサービスを開始したと考えられます。

この決断が出来たところが何よりも凄いことだと思います。既存のIT企業には無かった「凄さ」を感じました。

そして、Googleのサービスは利用するわたしたちから見ると、ほとんど無料に感じます。

「ソフトウェア」というものはMicrosoft製品を筆頭にライセンスを購入して使用するのが当然でしたから、膨大なデータ量と技術力を要する「ソフトウェア」を広告収入ベースでユーザに無償提供するという、Googleのビジネスモデルは「斬新」でした。

現在に至るIT世界の遷り変わりを見る限り、Googleの試みは見事に当たったわけで、Microsoft(MSFT)はじめ旧ビジネスモデルで収益を得てきた企業は大きな変革を迫られていると言ってもよいと思います。

  Google ⊂ Alphabet(GOOGL)の将来


今となっては遅すぎて投資することは難しいと思いますが、Apple(AAPL)、Amazon(AMZN)、Alphabet(GOOGL)のAAA(トリプルA)の中なら、わたしはAlphabet(GOOGL)を持ってみたいです。

理由は、他のIT企業には感じることがない、世界を変えてしまうような、「不思議な恐怖」を Alphabet(GOOGL) に感じるからです。

DeepMindの『AI(深層学習)』への指向もIBMやMicrosoft(MSFT)の目指すものとは一線を画しているように思います。


地球の人口70億人を全員衛星につなぐとか、Alphabet(GOOGL)なら本当に実現してしまいそうな気がします。

将来の配当利回りを期待して買うものではないと思いますので、無限の将来に賭けるならAlphabet(GOOGL)に魅力を感じます。

※AlphabetはGOOGL(議決権有)とGOOG(議決権無)の二種で上場しています。


というわけで、これから大暴落が来るなら、Alphabet(GOOG)もちょっと考えてみたいチキンハート(CH)です。

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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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