12/4のNYダウは-$799.36(-3.10%)の下落を記録、「史上ワースト4の下げ幅」と報じられました。
大きな下落ニュースがあるたびに思うことです。
12/4のニューヨーク
米中首脳会談の「追加関税90日先送り」を受けて、12/3は一旦安堵感から上昇したニューヨークでしたが、一日経過した12/4は現地時間の昼前から一転下落が強まり、ほぼ安値引に近い状態で終了しました。
「史上ワースト4の下落幅」と報じられる-$799.36(-3.10%)、S&P500も-90.31(-3.24%)とNYダウを超える下落率でした。
NYダウの下げ幅ワーストランキング
📍 情報元:➤Business Insider (www.businessinsider.com)
今年記録した「下落幅」がワーストランキングに多数入ってますが、どちらかというと本当に重要なのは「下落率」の方だと思います。
今回の下落率(-3.10%)はリーマンショック時(-7.87%)などと比較すると半分にも満たないレベルです。
ちなみに下落率のワーストは1987.10.19ブラックマンデーの-22.61%、世界恐慌時代のワースト-12.82%をはるかに超えるまさにパニックです。
高値を更新していけば上げ幅も下げ幅も必然的に大きくなってしまうので、下げ幅自体はあまり気にすることではないと思うのですが、「ワースト4の下げ幅!」とした方がニュースにはなります。
マスコミ、ジャーナリストの中には市場経済が破綻することを望んでいるかのような人たちも多々いらっしゃるようなので、仕方のないことだと思います。
それにしても、世界恐慌時代に遡っても、大きな下落は10月に起きている傾向があるのですね。
下落要因は何かを考えても無駄だと思う
昨日の下落要因は「長短期債券利回りの逆転現象」「米中首脳会談結果の改めての悲観」「英国の合意なき離脱リスク」など、いろんなことが後付で言われていますが、下落要因は何かを考えても投資的には無駄だと思っています。
「理由があろうがなかろうが下がるものは下がる」と思っていた方が良いと思います。
わたしに出来ることは
- どこまで下がったらどれだけ入るか
- さらにどこまで下がったらどれだけ入るか
- さらにさらにどこまで下がったらどれだけ入るか
「下がったら欲しかった銘柄を買えるチャンス!」とバフェットさんも仰せです。
でも・・・平時はそう思えるのですが、なかなか1.→2.→3.と下落が進むにつれ勇気の方も必要になってきます。
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というわけで、アメリカについてはもう少し待つ構えのチキンハート(CH)です。
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