4/23(BMO) コカコーラ(KO)がQ1.2019増収増益、マーケット予測を上回る好決算を発表しました。
この日のマーケットはS&P500が史上最高終値を更新しています。
目 次
コカコーラ(KO):Q1.2019決算発表
- 売上比率では脱Cokeの構造改革が進む
- 本源売上は+4.0%
- 買収などによる売上増を+8%~9%を見込む
📌 情報元:Coca-Cola Co. - INVESTORS
- ▲Coca-Cola Reports Solid Operating Results in First Quarter
- ▲Coca-Cola Reports Solid Operating Results in First Quarter
- 発表後の株価は最大+2.78%(終値+1.71%)の上昇
- 通期ガイダンスの上方修正がなかったことで上昇率は抑えられた?
業績と配当実績
🔎 グラフはクリックすると大きくなります。
- 会社予測どおりなら売上減少は止まりそう
📍 売上と営業利益
📍 事業別売上比率
📍 キャッシュフロー
📍 ROAと配当性向
- Coke以外の事業(コーヒー,健康飲料)が拡大傾向
- 強固な営業利益率がこの会社の強み
- 2017は米税制改革による一時費用計上
- 増配率の一方的な縮小傾向が気になるところ
- 会社予測のEPS下限でも今期の配当性向は正常化しそう(≒75%)
📍 配当実績
- 配当利回り
- 5年間平均:3.15%
- 配当落日の最高:3.44%
- 配当落日の最低:2.77%- 増配率
- 2018-2019:2.56%
- 5年間平均:5.59%- 連続増配
- 57年連続増配中- 自社株買い
- 2018:0.51%
- 5年間平均:1.14%
わたしの投資計画
コカコーラ(KO)については悩んだ末にもう一段の下落(配当利回り上昇)を待っていましたが、この好決算でわたしの作戦は完敗です。
食料品セクターの好決算傾向はあったとはいえ、さすがはコカコーラ(KO)、前四半期の悪決算から見事にリベンジしてきました。
離れていくものを無理追いしても仕方がありません。また、いつかチャンスが来るまで CocaCola を飲みながら待つことにします。
それにしても、今決算期の食料品セクターは軒並み強いです。
前の四半期最悪の決算でCEO交代に及んだクラフト・ハインツ(KHC)の決算なども注目が集まりそうですね。
この日のマーケット:S&P500史上最高終値を更新
コカコーラ(KO)、ユナイテッド・テクノロジー(UTX)、ツィッター(TWTR)などの決算好感を受けて4/23のアメリカ株式マーケットは上昇しました。
ザラ場ベースではわずかに届いていませんが、S&P500はついに史上最高終値を更新しました。
昨年末のクリスマスクラッシュでの『様子見スタンス』は明らかに間違いだったということでしょう。
たとえ長いレンジ相場の始まりであったとしても、このリターンはしっかり掴みにいくべき局面だったと思います。
というわけで、コカコーラ(KO)の好決算はマーケットにとっても明るい材料でした。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
0 件のコメント:
コメントを投稿