5/15 KDDI(9433)が増収増益の好決算を背景に2019.3期末配当を追加増配、加えて2020.3期の次期増配(予定)を発表しました。
通信料金の値下げ影響を懸念された通信3社でしたが、いずれも実質10%相当の増配を発表したことになります。
目 次
- KDDI(9433):2019.3期決算発表
- 業績と配当
- 通信3社の2020.3期の株主還元計画を比較 - わたしの投資計画
KDDI(9433):2019.3期決算発表
- 期末予定の配当を50円から55円に追加増配
- 年間配当は100円→105円となり、前年からの増配率は16.67%
- 来期5円増配(年間110円:増配率4.55%)
- 1500億の自社株買いを発表
📌 情報元:KDDI - 投資家情報(IR)- 決算短信
- 発表後の株価は最大+2.61%(終値+2.25%)と上昇
業績と配当
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
◎売上と営業利益
◎キャッシュフロー
◎配当推移
◎ROAと配当性向
- 配当利回り
- 5年間平均:3.07%
- 配当落日の最高:4.40%
- 配当落日の最低:2.08%- 増配率
- 2019-2020:4.55%
- 2018-2019:11.11%→16.67%
- 5年間平均:14.45%- 連続増配
- 18年連続増配中
- 26年間減配なし…増配回数は21回(81%)- 自社株買い
- 2020:1500億(予定)
- 5年間平均:910億
- 売上推移,利益率の安定度はドコモ(9437)を凌ぐ
- 日経225採用銘柄では花王(4452)に次ぐ連続増配年数
📎 参考:通信3社の2020.3期の株主還元計画を比較
※非減は減配していない年数
わたしの投資計画
KDDI(9433)さんは、わたしのポートフォリオの上位5位に入るコア銘柄です。
ドコモ(9437)さんとともに今後も一定の期間と配当利回りを目安に買い増していくことと思います。
ソフトバンク(9434)さんについては、配当継続性が本当の株主還元姿勢と判断できたら組み入れを検討したいです。今の高配当は「親(9984)への上納金」のように思えるので、ちょっと遠くからみてます。(日産(7201)での失敗もあるので・・・)
《通信セクター》
通信セクターについては、グローバルにポートフォリオの保有率を上げていきたいと思っています。
海外のウォッチリストとしては
- AT&T(T)
- ベライゾン(VZ)
- シングテル(Z74.SI)
- チャイナモバイル(0941.HK / CHL)
- ブリティッシュテレコム(BT)
- ボーダフォン(VOD)
英国の2社は配当利回りが魅力なので挙げましたが、ほとんど調査したことはありません。
カナダのBCEなども魅力を感じる通信会社ですが、カナダは配当課税が高いのでパス・・・(英国以外の欧州も同じです)
(投資は自己責任で)
というわけで、KDDI(9433)さんの決算にとりあえず安堵し、増配に感謝です。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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