バークシャー・ハサウェイ(BRK)の最新(Q1.2019)ポートフォリオ詳細が発表されました。
アマゾン(AMZN)のこと、IBMの買い戻し?など気になったことをまとめてみます。
目 次
バークシャー・ハサウェイ(BRK)のQ1.2019ポートフォリオ
ウォーレン・バフェットさん率いるバークシャー・ハサウェイ(BRK)の最新(Q1.2019)ポートフォリオ詳細はこちらです。
📌 情報元:DATAROMA (dataroma.com)
- ➤Warren Buffett - Berkshire Hathaway
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注目のアマゾン(AMZN)はポートフォリオ比率にしてわずか0.43%の購入でした。
もっとも大きい買い増しもJPモルガン(JPM)の+0.48%です。
一方、もっとも大きい売り越しは米連邦準備制度からビジネス制限を指摘され10%未満に抑えなければいけないウェルズ・ファーゴ(WFC)の機械的な-0.41%です。
前四半期(Q4.2018)で話題となったアップル(AAPL)の売却については今回発生していません。
銘柄数、量的にも変動の小さな四半期でした。
お馴染みのコカコーラ(KO)とアメックス(AXP)は不動です。
アマゾン(AMZN)の購入は少々拍子抜け
バークシャー・ハサウェイ(BRK)がアマゾン(AMZN)を購入したと大騒ぎになりましたが、う~ん、こんなものか・・・というのが素直な気持ちです。
この程度(0.43%)の初回購入なら過去にも数えられないほどの"買われては売り"の例があるかと思います。
📎 バークシャー・ハサウェイ(BRK)の主な初回購入規模
JPモルガン(JPM)やIBMの初回購入ではポートフォリオ比率1%を超えています。
バフェットさんや相棒のマンガーさん以外のファンドマネージャーには運用枠の制限があるようですが、彼らが購入を開始したとされるアップル(AAPL)の場合は初回購入で0.83%と今回のアマゾン(AMZN)の倍の規模で始動しています。
もちろん、アップル(AAPL)のように今後アマゾン(AMZN)を爆発的に買い進めていく可能性はありますが、本格的にアマゾン(AMZN)をターゲットにしたと確信するにはもう数四半期見守る必要がありそうです。
IBMを買い戻している?
前四半期(Q4.2018)に続きレッドハット(RHT)を買い増したことには驚きです。
Q1の買い増し幅は+0.09%と小さいですが、保有比率は噂のアマゾン(AMZN)を上回る0.47%になっています。
レッドハット(RHT)はその後変更がなければ、1株あたり$190でIBMに買収されることが決まっているため、同等のIBM株(or+現金)への振替になると思われます。
(取引完了は2019年後半の予定)
📰 関連ニュース - Seeking Alpha (seekingalpha.com)
- ➤IBM to acquire Red Hat for $190/share in cash (Oct. 28, 2018)
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ご存知のようにバークシャー・ハサウェイ(BRK)はついこの間までIBMを大量保有していましたが、見切りをつけてすべて売却しています。
そのIBM株をレッドハット(RHT)を介して再び取得しようとしているのか、ただの利ざや取りなのか、アマゾン(AMZN)のことよりこっちの方が気になりました。
結局、バフェットさんは動いていない
アマゾン(AMZN)購入というニュースが大々的に流れ、クリスマスクラッシュ後にバークシャー・ハサウェイ(BRK)が積極的に動いているかのように思いましたが、実際にはほとんど積極的な動きはなかったということになります。
わたしは、トランプ発言で株価が下落する中、米中協議の行方を楽観視し、バークシャー・ハサウェイ(BRK)がQ1で積極的に動いているという情報も後押しに、クリスマスクラッシュ以来のアメリカ株の購入を決断しました。
今回は非ディフェンシブにも目を向けました。
しかし、米中協議の行方は暗礁に乗り上げ、バフェットさんもQ1で動いていなかったとなると、アメリカ株の"買い"スタンスについては考え直さなければいけないと思います。
幸い、未だ二番底を疑っているチキンハートぶりから3M(MMM)という株価が低迷していた配当王だけを頼ったので無駄な買い物はしていないと信じたいところです。
アメリカ株はしばらくディフェンシブ系と低迷株をターゲットでいいのかな・・・
(投資は自己責任で)
というわけで、バフェットさんのアマゾン(AMZN)購入のニュースに踊らされた未熟なチキンハート(CH)です。。。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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