May.20(TYO) 東京海上(8766)とMS&AD(8725)がQ4.2021-03の決算を発表しました。
両社とも増収増益のガイダンスと増配計画を発表、でも株価の反応は明暗分かれました。
目 次
東京海上(8766):Q4.2021-03決算発表
📌 Q4.2021-03 / Full.2021-03
- 減益…各種準備⾦等の負担増加,マーケット予測を大きく下回る
📌 Full.2022-03 Guidance
- 普通配当:15円(7.50%)増配予定
- 発表後の株価は最大-5.76%,終値-5.22%と急落
MS&AD(8725):Q4.2021-03決算発表
📌 Q4.2021-03 / Full.2021-03
- 増益…国内は過去最⾼益
- 配当:5円(+3.33%)上乗せ増配
📌 Full.2022-03 Guidance
- 配当:5円(3.23%)増配予定
- 発表後の株価はマイナス圏から一時+0.30%の上昇、終値は-1.54%の下落
業績と株主還元
東京海上(8766) | MS&AD(8725) | |
📍 売上と最終利益 | ||
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📍 キャッシュフローと配当性向 | ||
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📍 配当実績 | ||
【注意】特別配当のぞく
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📎 統合前の三井住友海上を継承 |
メモ
東京海上(8766)の配当
東京海上(8766)は2019年度から特別配当を出すようになったので、減配しているように見えますが、普通配当はしっかり増配を続けています。
インカム投資の対象にする場合は普通配当の利回りを基準に検討すべきです。
「日本企業は減配が多い」という見方がありますけど、特別配当や記念配当を切り分けると、減配していない日本企業って意外と多いですよ。
東京海上(8766)は2019年度から特別配当を出すようになったので、減配しているように見えますが、普通配当はしっかり増配を続けています。
インカム投資の対象にする場合は普通配当の利回りを基準に検討すべきです。
「日本企業は減配が多い」という見方がありますけど、特別配当や記念配当を切り分けると、減配していない日本企業って意外と多いですよ。
わたしの思うところ
先週末に決算を発表した第一生命(8750),T&D(8795)、さらに色々問題の多いかんぽ(7181)までが軒並み増配を発表したこともあり、相場が崩れた今週の地合いに関わらず、東京海上(8766),MS&AD(8725),SOMPO(8630)は揃って先行買いで上昇していました。
とりあえず、保険セクターは揃って増配を発表、ここまで配当据え置きだったMS&AD(8725)も上乗せ増配してくれました。
決算発表後の株価はマーケット予測との乖離で動いたように見え、とりわけ東京海上(8766)の嫌気が目立ちますが、一定の材料出尽くし感なのかなとも思います。
東京オリンピックの行方、無事開催されても、万一中止となっても、一度買い場が来るのではないかなと予想しています。
💸 投資計画
わたしのポートフォリオでは保険セクターが8%強を占めています。大半は東京海上(8766)とMS&AD(8766)です。
アメリカ株ではシンシナティ・フィナンシャル(CINF)を少し保有しています。
行け行けドンドンで買い増していくセクターでは無いですが、一定の期間を開けながら買い場かなと思ったら少しずつ拾っています。
わたしのポートフォリオでは保険セクターが8%強を占めています。大半は東京海上(8766)とMS&AD(8766)です。
アメリカ株ではシンシナティ・フィナンシャル(CINF)を少し保有しています。
行け行けドンドンで買い増していくセクターでは無いですが、一定の期間を開けながら買い場かなと思ったら少しずつ拾っています。
(投資は自己責任で)
というわけで、日本企業の決算発表はこれで一段落ですね。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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