7/30(BMO)に発表された英国BP(BP:Q2.2019)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG::FY.2019)の決算の備忘録です。
同日発表されたアルトリア(MO),ファイザー(PFE),メルク(MRK), AMC発表のアップル(AAPL),モンデリーズ(MDLZ)の決算も。
目 次
- 英国BP(BP):Q2.2019決算発表
- プロクター・アンド・ギャンブル(PG):Full.2019決算発表
- アップル(AAPL):Q3.2019決算発表
- その他注目する企業の決算発表
- PFE,MRK,MO,UAA,MDLZ
英国BP(BP):Q2.2019決算発表
《決算内容》
- 配当は維持,$75min.の自社株買いを実施
- メキシコ湾事故補償金$2bin計上
* 参考:現時点でマーケットはXOM減益,CVXとRDS増益のEPS予測
📚 情報元:BP p.l.c. - Investors
➤Quarterly results
➤Quarterly results
《株価の動き》
📈 BP:株価チャート
- 発表後の株価はポンド安に振れる中
・BP:最大+2.89%(終値+2.30%)
・BP.L:最大+3.80%(終値+3.07%)
📍 BP:過去1年の決算と株価の反応
(●がY19.Q2)
💬 チキンハート(CH)の思うところ
まずまずの良い決算だったようです。
石油メジャーの決算は権益資源の移動などで単純に売上やEPSの比較では判断できないので、会社のコメントや株価の動きで判断するしかないですね。
BPの場合は英国市場のBP.Lが先に動くので決算が良かったか悪かったかはアメリカ市場前に把握しやすいです。RDS-Bも同じで英国市場はRDSB.Lです。
石油メジャーには一定の保有を今後も継続していくつもりですが、BPの保有比率が一番高いので買い増しするならエクソン・モービル(XOM)の方かなと思っています。
ロイヤルダッチシェル(RDS-B)にも注目していますが今現在保有はしていません。
まずまずの良い決算だったようです。
石油メジャーの決算は権益資源の移動などで単純に売上やEPSの比較では判断できないので、会社のコメントや株価の動きで判断するしかないですね。
BPの場合は英国市場のBP.Lが先に動くので決算が良かったか悪かったかはアメリカ市場前に把握しやすいです。RDS-Bも同じで英国市場はRDSB.Lです。
石油メジャーには一定の保有を今後も継続していくつもりですが、BPの保有比率が一番高いので買い増しするならエクソン・モービル(XOM)の方かなと思っています。
ロイヤルダッチシェル(RDS-B)にも注目していますが今現在保有はしていません。
プロクター・アンド・ギャンブル(PG):Full.2019決算発表
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)は今回が通期決算になります。
《決算内容》
- 売上増は価格切り上げ効果
📚 情報元:Procter & Gamble - INVESTOR RELATIONS
➤P&G Announces Fourth Quarter and Fiscal Year 2019 Results
➤P&G Announces Fourth Quarter and Fiscal Year 2019 Results
《株価の動き》
📈 PG:株価チャート
- 発表後の株価は最大+4.97%(終値+3.80%)と強く上昇、新高値を更新
📍 PG:過去1年の決算と株価の反応
(●がY19.Q4)
💬 チキンハート(CH)の思うところ
数年前の売上減少傾向と事業改革に迫れた窮状を完全に抜け出したようです。
ふり返れば買い時は昨年春の調整まで遡ります。
その後はクリスマスクラッシュの影響もほとんど無く確実に株価を上げてきて高値を更新しています。
この復活劇を見ると、やはり配当王の信頼とは揺るがないものと改めて感じます。
わたしもそれなりに保有してはいますが、昨年の春、あの時もっと買い増しておけば良かったと後悔しています。
まあ、チキンハート(CH)は結果が良くても悪くてもいつもこんなかんじです。
数年前の売上減少傾向と事業改革に迫れた窮状を完全に抜け出したようです。
ふり返れば買い時は昨年春の調整まで遡ります。
その後はクリスマスクラッシュの影響もほとんど無く確実に株価を上げてきて高値を更新しています。
この復活劇を見ると、やはり配当王の信頼とは揺るがないものと改めて感じます。
わたしもそれなりに保有してはいますが、昨年の春、あの時もっと買い増しておけば良かったと後悔しています。
まあ、チキンハート(CH)は結果が良くても悪くてもいつもこんなかんじです。
アップル(AAPL):Q3.2019決算発表
《決算内容》
- 利益はコスト増により3四半期連続減益
- 懸念された中国の影響は限定的で減少率は縮小
- マーケットの通期予測も上回る
📚 情報元:Apple Inc. - Investor Relations
➤Apple Reports Third Quarter Results
➤Apple Reports Third Quarter Results
《株価の動き》
📈 AAPL:株価チャート
- 発表後の株価は時間外+3~4%上昇
- この四半期決算シーズンは寄りに反応し引けに向かって値を消していくパターンが多いので注意
📍 AAPL:過去1年の決算と株価の反応
※Y19.Q3(●)のChangeは時間外の暫定
※Y19.Q1 pre(●)は年初1月の下方修正発表時(アップルショック)
※Y19.Q1 pre(●)は年初1月の下方修正発表時(アップルショック)
💬 中国の影響はハイテクにはあまり出ていませんね。事前の悲観が大きすぎたのかな。むしろ、欧州の減速とIT企業への規制の方が危うく感じます。
その他注目する企業の決算発表
📌 NYダウ構成銘柄の決算と株価の反応(~Jul.30)
(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
《7/30 BMO》
- ファイザー(PFE)
- 売上,EPSともにマーケット予測をMiss
- メルク(MRK)と対照的な決算
【訂正 Aug.01】EPS対市場予測比:誤)Miss -6.67% 正)Beat +6.60%
- 通期見通し売上,EPSともに下方修正
- ジェネリック部門はマイラン(MYL)と合併
- 発表後の株価は最大-6.88%(終値-6.42%)の大幅下落
- モルガンスタンレー(MS),バンカメ(BAC)からDowngrade
💬 配当利回りが≒3.70%まで上昇・・・面白いかも
- メルク(MRK)
- 売上,EPSともにマーケット予測をBeat
- ファイザー(PFE)と対照的な決算
- 通期見通し売上,EPSともに上方修正
- 発表後の株価は最大+3.25%(終値+0.95%)の上昇,上昇は寄り後まで
- アルトリア(MO)
- 通期EPS見通しに修正なし
- 発表後の株価は最大5.88%(終値-3.60%)の下落
- 株価の下落要因は決算内容ではなくWHOの指摘によるもの?
- アンダーアーマー(UAA)
- 赤字抜け出せず, 売上もマーケット予測をMiss
- 発表後の株価は最大-19.64%(終値-12.24%)の大暴落
💬 ギャップ(GPS)といいアパレルは悲惨な決算。。。
《7/30 AMC》
- モンデリーズ(MDLZ)
- 売上減は為替影響, 本源売上は4.6%増
- Q 7.55%増配発表(1株あたり$0.285←$0.265)
- 通期予測下限を上方修正
- 発表後の株価は時間外+
※決算内容は速報です。正確なものは企業のサイトでご確認ください。
というわけで、明日未明(JST 3:00頃)、いよいよFOMCの結果が出ます。
LINK
➤BP PLC - Investors
➤Morningstar - Stocks - BP PLC
➤Procter & Gamble Co. - Investors
➤Morningstar - Stock - Procter & Gamble Co.
➤Apple Inc. - Investors
➤Morningstar - Stocks - Apple Inc.
➤Morningstar - Stocks - BP PLC
➤Procter & Gamble Co. - Investors
➤Morningstar - Stock - Procter & Gamble Co.
➤Apple Inc. - Investors
➤Morningstar - Stocks - Apple Inc.
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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