2019-04-25

P&G(PG):Q3.2019決算発表は市場予測を上回るも株価は下落

Grüß Gott / Hello

4/23(BMO) プロクター・アンド・ギャンブル(PG)がQ3.2019の決算を発表しました。

(P&G(PG)さんの決算報告書はわかりづらい、と思うのはわたしだけでしょうか。。。)

  目 次



  プロクター・アンド・ギャンブル(PG):Q3.2019決算発表


Q3.2019
実績
前年同期比対市場予測
増減前年Surprise市場
売上$16.46B+1.11%$16.28BBeat+0.73%$16.34B
EPS$1.06+6.00%$1.00Beat+2.91%$1.03
- 部門別売上では増減はあるものの全体比率を変動させるほどではない

Full.2019会社予測修正前回予測対市場予測
売上+1%-+1%Met$67.2B
EPS+3%~8%-+3%~8%Met$4.45
- 本源売上は下限切り上げ(+2~4% → +4%)
- 為替など悲観的影響は-4%~-3%と予測

  📌 情報元:Procter & Gamble
      - ➤Q3 2019 The Procter & Gamble Earnings Conference Call


- 発表後の株価は最大-3.66%(終値-2.69%)の下落
- 発表前日に上場来最高値を更新していたこともあり、利確売りに押される展開
- この1年はとても綺麗な上昇


💬 チキンハート(CH)の愚痴

《P&G(PG)さんの決算報告書はわかりづらい》

前々から思うことですが、P&G(PG)さんの決算報告書はあれもこれも文章で詰め込んで表現しているところが多く、とてもわかりづらいです。目は疲れるし、そして読み間違えそう。

ニュースなどを見ても、取りあげる業績値が各社まちまちで、どの値が求めるべきものなのか把握するのに困惑してしまいます。

日本の官僚的には文字数多くわかりづらく書くメリットもあるようですけど。。。

真面目なお話として、P&G(PG)さんはM&Aが多いので既存事業と買収、売却した事業との売上差、諸費用が生じて見た目の増減だけでは実態が掴めない点に注意が必要かと思います。


  業績と配当実績


🔎 グラフはクリックすると大きくなります。

📍 売上と営業利益

📍 事業別売上比率

📍 キャッシュフロー

📍 ROAと配当性向

- 事業再編(売却)による2017売上底から今後成果が出始めると期待される
- 株主還元姿勢はアメリカの中でも屈指の存在

📍 配当と増配率

  • 配当利回り
    - 5年間平均:3.18%
    - 配当落日の最高:3.68%
    - 配当落日の最低:2.73%
  • 増配率
    - 2018-2019:4.05%
    - 5年間平均:3.16%
  • 連続増配
    - 62年連続増配中
  • 自社株買い
    - 2018:3.05%
    - 5年間平均:2.47%

  わたしの投資計画


天下の配当王P&G(PG)さんに対して失礼かもしれませんが、ポートフォリオのコアではなく、リスク分散のサブ的な位置づけでそれなりに保有しています。

同セクターではすこしFwdP/Eも高目なので、無理に買い増ししようとは思っていないです。(もちろん売却も考えていませんが)

同社の商品をあまり使っていないということも多少投資に影響しているでしょうか。。。

投資においては「好き嫌い」はあまり考えてはいけない、のですけどね。

(投資は自己責任で)




というわけで、わたしには解読困難なP&G(PG)さんの決算発表でした。

LINK

Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you

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