2020-02-07

資生堂(4911)のQ4.2019決算発表:過去最高益もちょっと減速感

Grüß Gott / Hello

2/6(TYO-AMC) 資生堂(4911)がQ4.2019の決算を発表しました。

売上,利益ともに過去最高となる増収増益もちょっと減速感を感じました。


  目 次



  資生堂(4911):Q4.2019決算発表


📌 Full.2019-12
Full.2019-12
実績前年比対市場予測
億/円増減億/円Surprise市場
売上11,3153.35%10,948Miss-0.8%11,409
営業利益1,1385.08%1,083
最終利益73519.71%614Miss-5.8%780
EPS183.9919.82%153.56Miss-9.0%202.16
- 売上,利益ともに過去最高の増収増益もQ3発表の目標には届かず
- 好調中国が牽引,国内は増税影響で減収減益
- 北米改善も依然苦戦,欧州は善戦
- ROEは15.6%に伸長…前年(14.8%)に続き目標(14.0%)を超える

📌 Full.2020-12 Guidance
Full.2020-12会社予測前年予測
Guidance億/円前年比億/円
売上
7.82%
11,720
12,200
営業利益
2.81%
1,200
1,170
最終利益
5.44%
755
775
EPS
5.45%
189.04
194.02
- 来期増収増益予測も昨年同時期発表の2020将来予測(12,900)からは下方修正
- 売上成長予測は前年の予測幅を上回るも利益成長予測は減速
- 新型ウイルスの影響は織り込んでいない

- 来期増配はなし据え置きの予定

  📚 情報元:資生堂 - 投資家情報
      ➤2019年度(2019年12月期)


- 発表後の株価は-1.52%~+2.63%と±振れて終値は前日と変わらず

💬 わたしの思うところ

過去最高の売上と利益、来期も増収増益の予測ですからもちろん悪い決算ではありません。

でも、Q3あたりからちょっと減速感というか、サプライズを連発するような時期は過ぎたのかなという印象です。

これが資生堂(4911)だけに当てはまるのか、全体に当てはまるのかは微妙なところですけど。。。


これからは一定の売上成長の継続とともに営業利益率の引き上げが目標になるようです。

花王(4452)さんレベルの営業利益率に到達できるかに注目です。


あと、やはり触れなくてはいけないと思いますが、配当が来期据え置き予定となったことは残念です。

過去3年毎年+30%を超える好増配を続けてきたのですけど、好増配の継続がいかに難しいことなのかがわかります。



  業績と株主還元データ


(🔎グラフはクリックすると大きくまります)

📍 売上と営業利益


📍 配当実績

 
  • 配当利回り
    - 5年間平均:0.71%
    - 配当落日の最高:0.92%
    - 配当落日の最低:0.50%
  • 増配率
    - 2019-2020:0.00%
    - 5年間平均:26.89%
  • 連続増配
    - 6年間減配なし
      …増配回数は3回(50%)
  • 自社株買い
    - 2018:24億

  参考:新型ウイルスの影響


資生堂(4911)の決算説明資料(P41)新型ウイルスによる店舗売上への影響が概算ですが速報的に掲載されていました。

他企業の業績予測にも参考になるかと思います。

📎 Jan.01-Feb.03 資生堂主力製品の売上前年比(中国,日本)
時期中国TR(日本)⽇本
1/1-2347%25%-3%
1/24-30-55%13%-16%
1/31-2/3--6%-17%
* 対象製品:SHISEIDO,Clé de Peau Beauté,NARS,ELIXIR
* TRは2/1まで
* 中国の1/31-2/3の"-"は±0%を意味するのか不明
(資生堂- 投資家情報-決算説明資料から)

- 瞬間最大風速は中国内のようですが、インバウンドの影響はじわじわ長引きそうです。


というわけで、いろいろありますが、もう一度サプライズなサイクルが来ないかなと密かに期待しちゃいます。

LINK

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