3/26(BMO) マコーミック(MKC)のQ1.2019決算発表がありました。
日本でもお馴染みのスパイス(香辛料)のリーディングブランドです。
目 次
マコーミック(MKC)のQ1.2019決算発表
- 営業利益は9~10%の成長を見込む
📌 情報元:McCormick & Co Inc - INVESTORS
- ➤McCormick Reports Strong First Quarter Performance And Reaffirms 2019 Financial Outlook
- ➤McCormick Reports Strong First Quarter Performance And Reaffirms 2019 Financial Outlook
- 発表後の株価は最大+2.46%(終値+0.99%)の上昇
業績推移と配当実績
《業績》
📍 売上と営業利益
(2019は同社予測範囲の最高値を反映)
📍 キャッシュフロー
※過去のデータ元:Morningstar
《配当》
- 配当利回り
- 5年間平均:1.84%
- 配当落日の最高利回り:2.15%
- 配当落日の最低利回り:1.44% - 増配率
- 2017-2018:10.36%
- 5年間平均:8.92% - 連続増配
- 33年連続増配中
- 47年間減配なし…増配回数は45回(96%) - 自社株買い
- 2018:0.23%
- 5年間平均:1.28%
株価の動きと投資計画
前回決算発表時の市場予測をMissする失望売り(最大-14.39%の下落)から株価は下落前を短期間で取り返しています。
現在の配当利回りは1.55%と食料品・生活費需品セクターの中では低く、反面、5年間平均の増配率が8.92%、FwdP/Eは26.23倍とマーケットからの期待が高い銘柄です。
チャートからもわかるように最近はキャピタル重視の投資対象になっているようで、これから投資する場合は"ディフェンシブ"という位置づけでは考えない方が良いのかなと思います。
マーケットからの期待が高いだけに市場予測を裏切ったり、成長鈍化、景気後退があると株価が一気に落とされる危険があるからです。
株価が大きく下落した時に、低い配当利回りでの保有は辛くなります。
ずっと以前から保有しているホルダーさんの場合は、連続増配、減配していない期間も文句なし、最近の急騰も合わせて「お見事!」です。
(投資は自己責任で)
食料品セクターの決算動向
ここまで食料品メーカー三社の決算が発表されました。
📍 対市場予測
三社とも売上は市場予測をわずかにMissか予測どおりのMetですが、EPSは市場予測をはっきりBeatしており、前四半期と比較して同セクターでの決算内容の格差が小さくなっています。
コスト対策など各社しっかり対応してきたということだと思います。
一方、ガイダンスは市場予測をはっきりBeatしているのはゼネラル・ミルズ(GIS)のみで、コナグラ・フーズ(CAG)、マコーミック(MKC)は市場予測値を挟んでの範囲となっています。
4月から始まる食料品セクターの決算動向は、ガイダンスが市場予測を完全にBeatするかどうか、Beatする銘柄の事業種別にも注目したいところです。
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というわけで、食料品メーカーの決算発表に注目するチキンハート(CH)でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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