8/27(BMO) JMスマッカー(SJM)がQ1.2020の四半期決算を発表しました。
全セグメント減収で通期ガイダンスは減収転落というわたし的には結構衝撃的な悪決算でした。
目 次
JMスマッカー(SJM):Q1.2020決算発表
- 二桁成長で好調だったペットフードの減収は競争激化による
- 加工食品は-17%減収, 在庫管裡のミスとデフレ影響
- EPSは-1%の下方修正もマーケット予測の範囲
📚 情報元:J. M. Smucker - Investor Relations
➤Q1 FY20 The J.M. Smucker Company Earnings Conference Call
➤Q1 FY20 The J.M. Smucker Company Earnings Conference Call
💬 これは悪い。。。
株価の動き
📈 SJM:1年チャート
- 発表後の株価は最大-9.90%, 終値-8.18%と急落
📍 SJM:決算内容と株価の反応
(●がY20.Q1)
- 会社予測と実業績の乖離が大きい傾向あり
- 株価は5%以上マイナスに振れることが多い
メモ
同日の食料品セクターは軒並み連れ安
・GIS -3.83%
・CAG -2.45%
・K -2.44%
・KHC -2.27%
・CPB -1.43% (Aug.29 Earnings)
・GIS -3.83%
・CAG -2.45%
・K -2.44%
・KHC -2.27%
・CPB -1.43% (Aug.29 Earnings)
配当実績
💰 SJM:配当推移
- 配当利回り
- 5年間平均:2.46%
- 配当落日の最高:3.49%
- 配当落日の最低:2.12% - 増配率
- 2018-2019:6.13%
- 5年間平均:7.24% - 連続増配
- 22年連続増配中
- G26年間減配なし…増配回数は25回(96%) - 自社株買い
- 2018:0.05%
- 5年間平均:1.94%
- Y20のQ配当$0.85から$0.88への増配を7/23に発表済
- 四半期増配は+3.53%と前年の+8.97%から鈍化
メモ
BRTの株主第一主義の廃止声明で動向を注目しましたが、JMスマッカー(SJM)のCEOは「長期的な株主価値を高める」ことにしっかり言及しました。
わたしの投資計画
現時点でJMスマッカー(SJM)には投資していませんが、食料品メーカーでは配当継続力があり過去5年の増配率も高かったので注目していました。
食用油(Crisco)など外食セクターの盛衰に左右されない製品にブランド力があることも魅力を感じていた理由です。
配当利回り3.5%を目安にずっと狙っていましたが、7月に発表された四半期増配が+3.53%と鈍化したので、購入目安の配当利回りを3.75%に引き上げました。
引き続き購入タイミングをウォッチしていきたいと思っています。
ただ、最近の業績は売上比で40%に迫るペットフード事業に支えられているのが実情です。
ゼネラル・ミルズ(GIS)のペットフード売上比率は10%弱ですから、ちょっとペットフード事業にウエイトが寄り過ぎの印象はあります。
そのペットフード事業の競争で苦戦したとなると気になるところですね。
このJMスマッカー(SJM)の悪決算で、わたしのポートフォリオのコア銘柄であるゼネラル・ミルズ(GIS)の次期決算の方が気になっているのが本音です。
SJMの加工食品事業が前年比-17%なので、ゼネラル・ミルズ(GIS)も弱いのかなぁ・・・
というわけで、JMスマッカー(SJM)の悪決算にはちょっとショックなチキンハート(CH)でした。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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