8/8(TYO-AMC) 資生堂(4911)がQ2.2019の決算を発表しました。
通期売上の下方修正も懸念された中国は堅調維持、EPSは上方修正で株価は上昇しました。
目 次
- 資生堂(4911):Q2.2019決算発表
- 業績と配当
- わたしの投資計画
- この日のその他注目企業の決算発表
- シンガポール・テレコム(Z74.SI)
- クラフト・ハインツ(KHC) - 昨夜のNYマーケットメモ
資生堂(4911):Q2.2019決算発表
📌 Q1-Q2.2019累計
- 営業利益:
・懸念された中国は増益着地
・日本と他アジアは戦略投資投入で減益
・北米,欧州は引き続き赤字状態,利益率の向上が課題
- EPS増は税金費用の減少による
・日本(-1.35%),北米(-6.64%)
・中国は微増修正
- 通期EPS見通しを+9.92%上方修正
📚 情報元:資生堂 - 投資家情報
➤決算短信・決算説明資料 - 2019年度(2019年12月期)
➤決算短信・決算説明資料 - 2019年度(2019年12月期)
- 発表後の株価は最大+12.11%(終値+8.13%)と急騰
💬 チキンハート(CH)の思うところ
決算そのものは通期売上を下方修正なので決して良いというわけではないと思いますが、7/31に発表された花王(4452)の減収減益決算の嫌気に連安したほどの懸念には至らず、下落した分がそのまま戻ったかんじです。
震源元だった花王(4452)もある程度買い戻されています。
資生堂(4911)は積極的な投資戦略で結果を出し、さらに強気の成長予測を示すことで株価が高い位置にあります。
少々割高感は感じますが、高い目標に向かって期待に応えてほしいです。
決算そのものは通期売上を下方修正なので決して良いというわけではないと思いますが、7/31に発表された花王(4452)の減収減益決算の嫌気に連安したほどの懸念には至らず、下落した分がそのまま戻ったかんじです。
震源元だった花王(4452)もある程度買い戻されています。
資生堂(4911)は積極的な投資戦略で結果を出し、さらに強気の成長予測を示すことで株価が高い位置にあります。
少々割高感は感じますが、高い目標に向かって期待に応えてほしいです。
業績と配当
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(🔎 グラフはクリックすると大きくなります)
- 配当利回り
- 5年間平均:0.71%
- 配当落日の最高:0.92%
- 配当落日の最低:0.50% - 増配率
- 2018-2019:33.33%
- 5年間平均:26.89% - 連続増配
- 3年連続増配中
- 5年間減配なし…増配回数は3回(60%) - 自社株買い
- 2018:24億
📍 売上と営業利益 | 📍 事業別売上比率 |
📍 キャッシュフロー | 📍 ROAと配当性向 |
📍 配当実績 |
- 中国の売上比率が急上昇, 依存リスク高まる
- 2017より株主還元アップ
わたしの投資計画
わたしのポートフォリオではジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)に次いで保有比率が高いです。
引き続き"Hold"の気持ちは強いのですが、株価のもう一段の上昇とポートフォリオ全体の比率によっては一部を利確するかもしれません。
今のところ買い増しの予定はありません。
よりディフェンシブ色の強い花王(4452)とのリスク分散を何度も考えたことがありますが、今のところ実施には至っていません。
この日のその他注目企業の決算発表
《8/8 Asia》
- シンガポール・テレコム(Z74.SI)
- 大幅減益:法人部門の設備投資減少,インド事業苦戦
《8/8 BMO》
- クラフト・ハインツ(KHC)
- 全セグメント減収減益,北米外は2桁減
- H1のれん代償却=$744M, 償却後ののれん代売上(FY18)比=137%
- 通期ガイダンスは提示できず
- 発表後の株価は最大-15.61%(終値-8.58%)と暴落
※市場予測は1週以内のものを引用していますが、日々変わりますのでご注意ください。
※正確な決算は各企業のIRページからご自身でご確認ください。
昨夜のNYマーケットメモ
《8/8 NY》
- NYダウ:+371.12
- ドル円:$106.00の攻防(AMC $105台へ)
- 米債券(利回り):2Y上昇, 10Y/30Y下落
- 原油:小幅反発
- 金:上昇一服
この日はリスクオフとも見える動きの裏で、10Y/30Y債は買われ、金は下落せず=リスクオンの警戒状態は変わらない?
というわけで、日本はお盆休み、アメリカは夏休み、為替が遊ばれても驚かないように。
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Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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