8/20(BMO) ホームデポ(HD)の決算発表でNYダウ採用銘柄の今四半期決算が出揃いました。
決算と株価の反応傾向をバブルチャートでチェックしてみました。(生活必需品セクターとの比較も)
目 次
- NYダウ採用銘柄の決算と株価の反応
- 生活必需品セクターの決算と株価の反応
- 決算メモ
- エスティーローダー(EL), ホーム・デポ(HD)
NYダウ採用銘柄の決算と株価の反応
(◎ グラフはクリックすると大きくなります)
📍 NYダウ採用銘柄の今四半期決算と株価の反応
📍 NYダウ採用銘柄の今四半期決算と株価の反応
📍 参考:前四半期
前四半期と比較すると、今四半期は"ー"状に散らばっていて、決算のサプライズ度に対して株価の反応が上にも下にも薄かったことがわかります。
これは決算発表期間中にFOMCが挟んだことが要因のひとつと思われます。
FRB利下げ後の株価変動が一巡した後に決算発表を行った企業については反応が大きくなったと思います。
具体的にはシスコ(CSCO)、ウォルマート(WMT)などです。
FOMC前の発表で反応が控えられていた銘柄も、FRB利下げ後に大きく動きだすものが出てくるかなと見ていましたが、案外動いていないようです。
決算好感にしても嫌気にしても、FOMCを挟んで明暗が分かれたようで、マーケットの動きも気まぐれというか、不思議なものですね。
💬 チキンハート(CH)の思うところ
《次の四半期決算に向けて注目すること》
次の四半期は米中のこともありますが、ブレグジットの行方とドイツ減速に揺れる欧州が鍵を握ると思います。
個人的には過剰に警戒されて株価を動かしている米中よりも、欧州減速の方がかなり深刻だと思います。
米国企業に限りませんが、欧州減速分はまだ株価に折り込まれていないと思うし、下方修正が続発するのではないかと心配しています。
《次の四半期決算に向けて注目すること》
次の四半期は米中のこともありますが、ブレグジットの行方とドイツ減速に揺れる欧州が鍵を握ると思います。
個人的には過剰に警戒されて株価を動かしている米中よりも、欧州減速の方がかなり深刻だと思います。
米国企業に限りませんが、欧州減速分はまだ株価に折り込まれていないと思うし、下方修正が続発するのではないかと心配しています。
生活必需品セクターの決算と株価の反応
📍 生活必需品セクターの決算と株価の反応
※HRL,SJM,CPBがまだ未発表
生活必需品セクターはNYダウとは異なり、常識的な"/"状に散らばっています。
FOMC前後の経過は生活必需品セクターにはあまり影響していなかったということになるでしょうか。
サプライズもコナグラ(CAG)を除き一定の安定域に納まっているように見えます。
クリスマスクラッシュからの乖離もウォッチしていますが、生活必需品セクターは概ね良好で高い位置を保っています。
つまり、わたし的には買い場がまったくないということです。
チャンスがあったのはケロッグ(K)くらいかな。クラフト・ハインツ(KHC)はもうギャンブルでしょう。
あと下落が激しいのはアルトリア(MO)ですが、こちらはいろんな意味でそれぞれの投資判断かと思います。
決算メモ
《 8/19 BMO 》
- エスティーローダー(EL)
- Q4売上:アジア18%増収, 欧州16%増収, 米州のみ-5%の減収
- 来期売上予測の下限を計画から上方修正
- 対中問題,欧州減速を見込んでなお増収増益の強気予測
- 発表後の株価は最大+13.18%(終値+12.52%)の上昇
- 化粧品ELの決算好感を受け日本の資生堂(4911),花王(4452)も連れ高
💬 懸念された中国,欧州で2桁増収、来期強気予測は凄いの一言
💸 EL:配当メモ- 配当利回り
- 5年間平均:1.17% - 増配率
- 2017-2018:10.83%
- 5年間平均:13.91% - 連続増配
- 9年連続増配中
- 23年間減配なし
- 配当利回り
《 8/20 BMO 》
- ホーム・デポ(HD)
- 売上はマーケット予測に届かず
- 通期売上予測を下方修正
- 発表後の株価は最大+4.76%(終値+4.40%)の上昇
💬 この決算でどうして好感されるのかちょっとわからないです
…下期の堅調期待が高まったからとのことらしい
※市場予測は1週以内のものを引用していますが、日々変わりますので注意。
※正確な決算は各企業のIRページからご自身でご確認ください。
というわけで、素晴らしい決算だったエスティーローダー(EL)のこと、もうすこしじっくり調べてみようと思います。
LINK
Danke schön und Auf Wiedersehen / Thanks and See you
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